「今日、ごはん作れない…」
そう思った瞬間に、
胸の奥がギュッと苦しくなることはありませんか?
母親なんだから・・・。
管理栄養士なんだから・・・。
ちゃんと作らなきゃ・・・。
そんな声が、頭の中で何度も聞こえてきました。
しんどい日は、突然やってくる
我が家には、中1と小4の片頭痛もちの兄弟がいます。
元気そうに見えていたのに、
急に「頭が痛い…」と言われる日。
学校を休むことになり、予定が全部崩れる日。
そんな日は、心も体も一気に疲弊してしまいます・・・。
それでも夕方になると、
「ごはんどうしよう…」
という現実は待ってくれません。
頑張れない自分を責めていた
料理は得意。
栄養の知識もある。
だからこそ、
作れない自分が許せませんでした。
- 今日は冷凍で済ませたい
- 宅配ごはんに頼りたい
そう思うたびに、
「それって手抜きじゃない?」
と自分で自分を責めていました。
実際、子どもが頭痛で動けない日、我が家の夕飯は「ちゃんと作る」とは程遠い現実でした。
その記事がこちら▶︎子どもが頭痛の日、夕飯どうしてる?我が家の現実的な選択
ある日、ふと気づいたこと
ある日、体調が悪そうな子どもを前にして、
こんなふうに思ったんです。
「今日、必要なのは食事からの栄養より、心の安心かもしれない」
ちゃんと作ったごはんでも、
私がイライラしていたら、
その空気は子どもに伝わります。
逆に、
ラクをして少し余裕があれば、
家の空気はずっと明るく穏やかなのでした。
作れない日は、ダメな日じゃない
ごはんを作れない日は、
母親失格の日ではありません。
大切なのは、
今の自分と家族に合った選択をすること
宅配ごはんも、
冷凍食品も、
買ってきたお惣菜も、
全部「ちゃんとしたごはん」です。
このブログで伝えたいこと
このブログでは、
「頑張れない日」を否定しません。
むしろ、
しんどい日こそ
どうにかなる選択肢を持ってほしいと思っています。
もし今、
「今日は作れなかった…」と落ち込んでいるなら、
あなたは、ダメな母じゃありません。
最後に
ごはん作りがしんどい日があってもいい。
笑顔が作れない日があってもいい。
それでも、
あなたはちゃんと毎日を生きています。
この場所が、
「ひとりじゃない」と思える場所になりますように。
しんどい日も、
どうにかなる日へ。
管理栄養士 こば

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